農業起業家。愛知県岡崎市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。
自動車部品最大手のデンソーに入社。40歳で事業企画課長に就任したが、ハードワークの日々に疑問を持つようになり、農業への転身を決意2007年45歳で独立、ブルーベリー農園を開設。
起業後は、デンソー時代に培ったスキルを生かし、観光農園、無人栽培、ネット集客の仕組みを構築した。今ではひと夏1万人が訪れる地域を代表する観光スポットとなる。わずか60日余りの営業にもかかわらず、会社員時代を大きく超える年収を実現。
近年は、宮城・気仙沼での観光農園プロデュースによる被災地復興に取り組む。2017年6月に初の著書「最強の農起業!」を出版、現在重版7刷18000部、さらに中国、タイでも出版が決まる。2018年1月野村総研発行の「NRIパブリックマネジメントレビュー」の中で農業の先進事例として特集される。また同年11月には地方創生の農業成功事例として台湾政府から「台日地方創生政策交流会議」に招聘され講演。
毎年秋に開催する「成幸するブルーベリー農園講座」は参加者が延べ1142人を超える人気講座となっている。この農園をモデルにしたブルーベリー観光農園が長崎ハウステンボスをはじめ全国に63か所(2020年2月現在)が開園中、または開園準備中で、今後さらに増える見込み。この経歴・活動がマスコミで注目され、取材・報道は120回を超える。2020年1月パーソナルサイト「Kuroyanagi Style」を開設。